Indeed
中小企業向けAI搭載求人広告作成ツール
AIを活用した求人作成により、中小企業の採用業務を効率化

Indeed | 2021-2022 | UXデザイナー
ビジョン策定・OKR策定、戦略立案、コンセプト策定、デザインワークショップのファシリテーション、リサーチ、部門横断的な連携、ラピッドプロトタイピング、A/Bテスト
概要
時間的制約のある中小企業の雇用主向けに、求人情報の作成を簡素化するAI搭載ツールを設計・検証しました。この機能により、応募件数が増加し、求職者と雇用主のマッチング精度が向上したため、Indeedのグローバルな求人掲載フローに採用されました。
背景
以前、Indeedでは求人掲載プロセスの最後にAI生成の提案を表示することで、マッチング精度に関する課題の解決を試みていました。しかし、リサーチの結果、この機能の配置がワークフローの終盤にありすぎたため、有用なアシスタントというよりは、後付けの機能として扱われており、根本的な課題である求人掲載にかかる手間や時間については解決に至っていませんでした。
課題
中小企業の経営者は、事業の成長を図りながら、日常業務の処理、スタッフの管理、顧客サービスの監督など、多くの役割を兼任しています。採用活動は数ある仕事の一つに過ぎず、時間の制約や採用経験の不足から、効果的な求人広告の作成は後回しにされがちです。
私の役割
私は、求人作成プロセスを最初から簡素化する、AIを活用した新しい求人作成ツールの設計を主導しました。
過去のユーザーフィードバックや離脱ポイントの分析に基づき、AIによる提案を求人作成フローの冒頭に配置することで、採用担当者の関心をより効果的に引きつけ、投稿までの時間を短縮できるという仮説を立てました。
5~10分
企業がオンラインで求人情報を掲載するには、5~10分ほどかかります。
プロトタイピングと社内での合意形成
私は、AIを活用して求人情報を能動的に生成し、採用担当者が一から作成するのではなく、単に確認・編集するだけで済むようにしたユーザー体験を提案しました。このアイデアをプロダクトマネージャーと話し合い、迅速に検証する機会について合意しました。
私は、画面数を12から5に削減したプロトタイプを設計・構築しました。これにより、プロセスの早い段階で価値を実証することができ、エンジニアリング、データサイエンス、デザイン各チームからの合意を得るのに役立ちました。
このプロトタイプは、雇用主の負担軽減に有望な結果を示し、その後のテストの基盤となりました。


ユーザーリサーチ
私はUXリサーチャーと共にユーザーインタビューを実施し、AIが生成した求人広告に対して雇用主がどのように反応するかを評価しました:
一部の参加者は、時間の節約になる点を評価し、AIが提案したコンテンツを受け入れていました。
一方で、自社の具体的なニーズに合わせてコンテンツを調整したいと考えるユーザーもいました。
この結果を踏まえ、自動化とカスタマイズのバランスをより適切に取るため、プロトタイプの複数のバージョンを反復的に改良しました。

MVPと展開
採用業務に不慣れな雇用主を対象に、A/Bテストを開始しました。米国の求人掲載チームと協力し、既存の機能との競合を最小限に抑えつつ、AI機能を主要な求人掲載フローに統合しました。



インパクト
AI機能を使用して作成された求人には、応募数が大幅に増加しました。
採用担当者が応募者への返信を行う頻度が高まり、求職者と求人の適合性が向上したことが示されました。
求人掲載完了件数が目に見えて増加しました。
求人情報の作成にかかる時間は、平均5秒未満でした。*
この機能は、プラットフォームの収益増加に寄与しました。
求人への応募
大幅な増加
企業から応募者への返信
大幅な増加
掲載された求人
大幅な増加
収益
大幅な増加
次のステップ
MVPのリリース後、この機能はコア製品に組み込みまれました。AI求人投稿機能は、雇用主がより質の高い求人情報を迅速に作成できるよう支援しており、中小企業が人材獲得においてより効果的に競争できるようにしています。
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